活動報告
2015年03月31日
大学経営実務講座第13回『大学ポートレートを、入試広報・高大接続に活用する』
講演テーマ
- 大学経営実務講座 第13回
大学ポートレートを、入試広報・高大接続に活用する
講師 倉部 史記
NPO 法人NEWVERY フェロー、主体的学び研究所フェロー
高大接続プロデューサー、進路づくり教育の講師・プランナー
開催日:2015年3月30日(月)
時 間:14:30-16:00
対 象:大学の経営層・実務担当者
開催要旨
2018 年以降、18 歳人口の減少は加速します。オープンキャンパスの回数が増えるなど、広報にかける 費用や労力は倍増すると見られています。「とにかく高校生との接点を増やす」という姿勢の広報活動が、 少しずつ全国でほころびを見せ始めました。大学の中退者がこの5年間で2割増加するなど、既存の広報 活動では対応できない課題も生じています。 「この大学では、どのような生徒が入学したら伸びるのか」。この問いに答えられない大学は2018 年以降、 高校からの信頼を失っていくでしょう。今後はターゲットとする層の高校および高校生に向けて、エビデ ンスに基づく情報発信を積極的に展開していくことが求められます。 2014 年、私立大学から運用が始まった「大学ポートレート」は、まだ過渡期にあります。しかしこの仕組 みには、今後の高大接続を考える上で重要なポイントが含まれています。今回の講座では現状の広報活動 が抱える課題や、今後の大学ポートレートの活用法などを考えていきます。
講師紹介
- 倉部 史記
NPO 法人NEWVERY フェロー、主体的学び研究所フェロー
高大接続プロデューサー、進路づくり教育の講師・プランナー
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了。企業広報の企画・プロ デュースを手がけた後、私立大学スタッフ、大手予備校の主任研究員などを経験。 現在は全国の高校や大学、NPO などと連携し、高校生が大学の学びや将来の進路を 考えるためのサポートや、大学広報の支援に従事。NPO 法人NEWVERY フェロー(高 大接続担当)、主体的学び研究所フェロー。文部科学省「大学教育再生加速プログ ラム(入試改革・高大接続)」審査委員。 著書として、『看板学部と看板倒れ学部 大学教育は玉石混淆』(中公新書ラクレ)、 『文学部がなくなる日 誰も書かなかった大学の「いま」』(主婦の友新書)など
アジェンダ
14:00-14:30 | 受付 |
14:30-16:00 | レクチャー:大学ポートレートを、入試広報・高大接続に活用する 講師:倉部 史記 | 質疑応答 |
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