活動報告

大学経営実務講座　第16回
留学生受入れのこれからの10年を戦略的に考える

講師 横田　雅弘
明治大学国際日本学部長・明治大学国際教育研究所長

開催日：2015年6月29日（月）
時 間：14：30-16：00
対　象：大学の経営層・実務担当者

　これまでの留学生を取り巻く状況と留学生政策の展開を、「留学生1万人から10万人構想の時代」、「留学生10万人から30万人構想の時代」、「スーパーグローバル大学構想の時代」に分けて考察し、それぞれどのようなニーズの中で何がなされ、何がなされず、今に至っているのかを、国際比較を交えて整理してみます。その潮流の先に見えてくるいくつかのシナリオの中で、どのような可能性に注目すべきか、どのようなステークホルダーがどのように連携することで、厳しい局面に立たされる日本の大学は生き残れるかを一緒に考えたいと思います。それは、単に大学の存亡というだけでなく、これからの日本社会のあり方を考えることになるでしょう。

横田　雅弘
　 明治大学国際日本学部長・明治大学国際教育研究所長

上智大学卒（1977年）。企業経験を経て、ハーバード大学教育学大学院修士課程修了M.Ed.（1984年）。東京学芸大学より学術博士Ph.D.（2008年）。1987年4月一橋大学商学部講師に着任し、その後一橋大学留学生センター教授を経て2008年4月より明治大学国際日本学部教授。2010年~2014年まで明治大学国際教育センター長を務め、2014年4月より国際日本学部長。専門は留学生アドバイジング、留学生政策論、まちづくり教育論、偏見低減のための教育実践。2001年~2010年までJAFSA(国際教育交流協議会)副会長。2009年~2013年まで異文化間教育学会会長。留学生教育学会理事